こどもヶ丘保育園

先輩保育士メッセージ

中途 平成30年4月から勤務:玉置 いづみ

一度やめたことを再開するのはすごくエネルギーがいるけれど、もう少しやってみたかったな、と思う気持ちがあるなら、最初の一歩さえ踏み出せば、後はきっと前進していくと思います。

玉置 いづみ(たまおき いづみ)

勤務地:雑色園

玉置さんは中途採用で、当園で平成30年4月より勤務されています。以前保育士としてお勤めの後、5年のブランクがあって再び保育士として働いてらっしゃいますが、どのような経緯だったのでしょうか。

結婚を機に以前勤めていた保育園をやめました。すぐに子どもに恵まれ子育てに専念していましたが、二人の子供のうち上の子が小規模園に入ったのがきっかけでした。保護者の立場から小規模保育園というものに接してみてアットホームで温かみのある雰囲気の保育園であることを知り、また保育園で働いてみたい、と思うようになりました。そして、小規模園という条件で保育士の求人ページ経由で何園かご紹介いただきました。

では、当園を選ばれたのにはどのようなポイントがありましたでしょうか?

こちらの園では、まず先生方が笑顔で挨拶してくれたのがとても良い印象でした。
また、園選びでは、先生方の人数があまり多くないという点を重視していました。その方が早く先生方と打ち解けられると思ったからです。

以前働いていたところは、規模の大きな園で、日によっては顔を合わせられない先生もいらっしゃったので、今度は、全員の先生とお話しできる環境がいいなと思いました。

実際に働いてみていかがでしょうか。

こちらは「第二のおうち」のような園を目指していると聞いていましたが、ゆったりした環境の中で、子供たち一人一人と向き合うことができていますので、今は思い描いていた通りに働くことができています。

また、施設長が相談し易い距離感を作ってくださっているので、自分が少しでも疑問に思ったことなど、なんでも話すことができます。

それはやはり、少人数だからこそ、お互いに意見を言い合える環境になっているんだと思います。小さなことでもいつも相談して、少しずつ改善されていって溜め込まないからでしょうか、大きな問題やストレスはあまり思い当たらないですね。

職員間で上手にコミュニケーションが取れているのですね。

そうですね。例えば「これはこうした方がいいんじゃないでしょうか」と提案したら、「これはこういう理由だからこうなるんですよ」と説明していただいて、「では、そのようにやってみましょうか」といった実践するーーというようにコミュニケーションを取り合って問題解決ができていると思います。

10人いれば10人分の意見がありますから、その中から話し合ってより良い保育につながるものを取り入れられれば良いのかな、と思います。

また、スーパーバイザーの方もとても気さくな方で、調理などの現場に入っていただくこともあったりするので、よくお話しさせていただいています。上司ではあるのですが、とても気さくにお話しもできています。お話しする時には、悩みや問題は大体解決しているのでご相談することがあまりないのですが(笑)

ご自身で、アットホームで子供との距離も近い小規模園を選ばれましたが、今子供たちとはどのように接してらっしゃいますか。

毎日、これは楽しいかな、こんな風に伝えた方がより伝わりやすいかもしれないな、といった風に子供の目線で考えて接しています。

子供たちも、入園したての頃は泣きながらママに会いたがったりしていましたが、数ヶ月たった今では、私たち先生のところにすぐに寄って来てくれたりして、ずっと泣いていたのがウソみたいと保護者の方とも話しています。

子供が毎日ニコニコしながら登園してくれるのがすごく嬉しいですね。それと、園が楽しいからか、ママが迎えに来ているのになかなか帰りたがらなかったりするときもあったり。そんな一面が見られることもまた喜びです。

こちらで働いている経験が、ご自身の子育てに活かされていることはありますか。

ここで保育士としての私と、家で母親である私とではスイッチの入り方が違いますね。保育園では、なるべく子供たちには安心して、ゆったりとした気持ちで過ごしてほしいな、子供が楽しいと思えたことが一日何か一つでもあってほしいな、と思います。家ではそれに教育的な視点が加わります。

それは、子供の興味を持った方向、個性、長所を伸ばしてあげたいといった母としての目線ですが、職場でも同じ目線で子供たちに接することができているかなと思います。

では、改めて園選びで大事なことはどんなことでしょうか。

私の母から以前、何にでも良いところ悪いところあるのだから、なるべく良いところを見つけて受け入れるのが良い、と言われたことがあります。

色々比較するのも大事ですが、それぞれの良いところがありますから、選択肢が多過ぎるとずっと悩んでしまいそうなのである程度ここは譲れないというものをピックアップして絞り込んで探すのが良いと思います。

ところで、保育士は大変なお仕事だと思いますが、どのように心身をリフレッシュされていますか?

今は家に帰っても保育ですけれど(笑)、職場と違って家庭ならではの保育というものもあるので、それが心身のリフレッシュになっていますね。公園で水遊びをしたり、一緒に歌いながら歩いたり・・・職場で担当している1歳児ではできない遊びを思い切りしてみたり。

あとリフレッシュ休暇制度もあるので、今月休暇を取って存分にリフレッシュしてきます。

最後に、玉置さんは5年のブランクがありながら、また保育の現場に戻ってらっしゃいました。同じように保育の現場から一度は離れたけれど、また戻ってみたい、という方にアドバイスをお願いします。

経験のある方なら、保育士というお仕事がどれだけ大変かよくご存知だと思います。探索や冒険といった経験をしながら、毎日楽しく過ごしてほしいという思いを大切な命をお預かりしている中で実現してく、それはとても大変なことです。しかし、経験があるからこそ大変さの何倍もの保育の楽しみというものを知っているんじゃないかなとも思います。

私は、環境は自分次第でどうにでもできると信じています。毎日笑顔を絶やさず過ごしていれば、またきっと楽しいことが待っているんじゃないかなと。

辞めたのにはいろいろな事情があったことと思いますし、それをまた始めるのはすごくエネルギーが必要なことだけど、そのはじめの一歩を踏み出したら、後は走るしかありません。

もし、もう少しやってみたかったな、と思う気持ちがあるなら、それが今すぐでなくても、やると心に決めれば、後はきっと前進していくものだと思います。

人生は一回きりですから、やりたいことはなんでもやって自分の糧にしていけると良いですね。

また保育士の仕事をはじめてみたい、という方にとても励みになるお話がお伺いできました。本日はありがとうございました。
(2019年9月)